清見寺
徳川家康が幼少期を過ごした歴史あるお寺
清見寺の歴史は大変古く、約1300年前の7世紀後半、天武天皇朝の頃までさかのぼります。東北地方の蝦夷の侵入に備えて、この地に清見関と呼ばれる関所が設けられ、その傍らに関所の鎮護として仏堂が建立されたことが、清見寺の始めと伝えられています。室町時代には足利尊氏が深く清見寺を崇敬し、日本を代表する寺として「全国十刹(じっせつ)」に定め保護しました。
江戸時代には、徳川家康が今川家の人質として駿府に滞在した幼少時代に、当時の清見寺住職より教育を受けたと言われています。家康は駿府大御所時代にもよく訪問し、寺の庭で能の会を催したり住職と話し合ったりし、国の特別名勝庭園となっている寺の裏庭も憩いの場として活用したといいます。こうした経緯から、駿府城の庭の亀石・虎石・牛石やお手接ぎと伝わる柿・臥竜梅・柏・ミカンなどが境内にあり、「五木三石の庭」として著名です。
江戸時代には、徳川家康が今川家の人質として駿府に滞在した幼少時代に、当時の清見寺住職より教育を受けたと言われています。家康は駿府大御所時代にもよく訪問し、寺の庭で能の会を催したり住職と話し合ったりし、国の特別名勝庭園となっている寺の裏庭も憩いの場として活用したといいます。こうした経緯から、駿府城の庭の亀石・虎石・牛石やお手接ぎと伝わる柿・臥竜梅・柏・ミカンなどが境内にあり、「五木三石の庭」として著名です。
information
◎住所:静岡市清水区興津清見寺町418-1
◎ホームページ:http://seikenji.com/index.html
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