サトイモ
高温多湿を好み、乾燥しているところではイモの生育・肥大が悪くなるため、夏のかん水や敷きわらは大きな効果があります。初期の生育が遅いので、マルチや芽出しをすると良いでしょう。子イモ用の品種では土寄せが不足すると子イモの変形や肥大不良につながるので、3〜4回入念に行います。連作には弱く、1回作ったら2〜3年は休む必要があります。
栽培カレンダー
栽培の流れ
1.種イモの準備
種イモはふっくらとして芽が傷んでいないものを選ぶ。大きさは40〜60g以上が良い。(石川早生の例)
2.芽出し
3.植えつけ
施肥は種イモに直接触れないように施す。
4.土寄せと追肥
株の周りに有機化成10号をばらまき、これを埋めるように通路の土を株元に寄せる。子イモの芽が伸びていたら倒して土で埋める。
5.収穫
あらかじめ地上部を刈り取ってから堀り上げる。10〜11月下旬(マルチ栽培/8月下旬〜11月下旬)の霜の降りる前に掘り取る。
6.貯蔵
地下水の低いところを選び、親株につけたまま下向きにして溝穴に貯蔵する。