バレイショ
冷涼な気候を好み、15〜20℃の気温で最もよく育つ。霜には弱く、早植えして萌芽したものが遅霜にあうと地上部は枯死してしまう。
春作用には男爵、メークイン、キタアカリなどがあり、秋作用にはデジマ、農林一号などがある。最近、アンデスなど各種用途向き(煮食、サラダ、フライドポテト)の特徴ある色彩も豊かな品種が数多く育成・導入されてきているので、品種選択の幅は大変広がってきた。
春作用には男爵、メークイン、キタアカリなどがあり、秋作用にはデジマ、農林一号などがある。最近、アンデスなど各種用途向き(煮食、サラダ、フライドポテト)の特徴ある色彩も豊かな品種が数多く育成・導入されてきているので、品種選択の幅は大変広がってきた。
栽培カレンダー
栽培の流れ
1.畑の準備
秋から冬にかけて、よく耕しておく。
2.種イモの準備
先端に近い芽が優勢で早く伸びる。元のほうの芽は伸びが遅い。充実し、休眠から目覚めて、芽が少し伸びかけているものがよい。
60〜80gくらいの大きさなら、2つに切り、さらに大きいものは3つ〜4つに切る。切り口は風通しのよい日陰で乾かして植える。切り口に木灰をつけるのは、直接的な効果はなく、かえって湿気をよぶので、避けた方がよい。
3.植えつけ
4.芽かき
たくさんの芽が伸びてくるので、勢いのよいものを2本残して、ほかは取り除く。種イモを引き上げないよう、株元を軽く押さえ、斜めの方向にかき取るとよい。
5.追肥・土寄せ
[第1回]畝に沿って肥料を施し、通路の土を株元へ4〜5cmの厚さに寄せる。土寄せが不足すると、イモが日光に当たって緑化し、品質を損ねる。
[第2回]第1回目の約半月後、第1回と同様に肥料を施し、土寄せを4〜5cmの厚さに行う。
6.収穫
イモが肥大してきたら、早いうちからさぐり掘りして、新しいイモの味を楽しむ。地上部の葉茎や地下部のほかのイモを傷つけないように、丁寧に作業し、再びそっと土を戻しておく。
完全に肥大したころ、クワを入れて掘り起こす。
晴天続きのときを選んで掘り上げ、表面を日陰で乾かしてから、薄く並べてたくわえる。