キュウリ
温度や水分に敏感。土壌水分が不足すると生育不足になりやすい。根の酸素要求量は野菜の中でも大きい方で、通気の良い土壌の方がよく育つ。
栽培カレンダー
栽培の流れ
1.畑の準備
早目に苦土石灰を施用しておく。幅90cmくらいの小高い畝をつくる。キュウリの根は、比較的浅く広がるので、元肥も全面にばらまき、浅層に混合する。
元肥をくわで15~20cmくらいの深さにうない込む。
通路の土を畝の上に盛り上げて平らにする。
2.支柱立て
3.植えつけ
4.誘引・摘心
つるの伸びはきわめて早いので、垂れ下がらないうちに早めに誘引する。
親づるは支柱に誘引し、5〜6節以上から出た、子づる、孫づるは、本葉2枚を残して、その先で摘心する。
5.追肥
1回目は株のまわりに施し、軽く土と混合する。
2回目、3回目は畝の肩のところに、軽く溝をつくって施し、土を盛り上げて畝を形づくる。
6.収穫
キュウリは、いろいろな大きさで利用できるので、とくに草勢が弱ったときには、若どりして回復を早めるとよい。