タラノメ
タラノキの若芽。標高1500mくらいまでの日当たりのよい傾斜地、森林伐採後
数年経った場所によく自生する。自然には桜の開花から1週間くらいが採集期となるが、山どりした枝、またはそれを親木として養成した株の枝を切って挿木し、その芽を収穫する方法で栽培する。
1年目でできるだけ大きな株に育てること、初期の除草がポイント。
数年経った場所によく自生する。自然には桜の開花から1週間くらいが採集期となるが、山どりした枝、またはそれを親木として養成した株の枝を切って挿木し、その芽を収穫する方法で栽培する。
1年目でできるだけ大きな株に育てること、初期の除草がポイント。
栽培カレンダー
栽培の流れ
1.種根の植えつけ
春先、萌芽する前に掘り上げて15くらいの長さに切断する。(※または、根挿し用の根を購入して植える。)
くわ幅の植え溝を掘り、約10間隔に根を置く。覆土の厚さは5とする。
2.苗木の植えつけ
春になると萌芽してくる。
秋に本畑に定植する。タラノキは、大きく生長するので、株間を十分にとって苗木を植えつける。
3.剪枝
放任すると毎年木が大きくなって管理がしにくくなり、大きな芽が取れなくなる。
収穫した後、下の方の大きい芽を2〜3枚残して切り詰める。
4.穂木の採取
親木から径2.5〜3の枝を切り取る。
枝をノコギリで切り、枝を15くらいの長さに切断し、水につけておく。
5.萌芽処理(ふかし)
6.収穫
新芽が開かないうちに切り取って収穫する。