ニガウリ
高温性のため露地で自然に発芽するのを待つと、盛夏を過ぎてからが収穫盛りになってしまいます。トンネル、加温などで早めに育苗を開始し、栽培時期を早めることをおすすめします。
栽培カレンダー
栽培の流れ
1.苗づくり
低温に弱く、幼苗時の生育がきわめて遅いので、できるだけ保・加温して育苗する。発芽適温は28℃〜30℃。発芽後も18℃以上になるようにする。
2.元肥・畑の準備
〈1株当たり〉
堆肥:4〜5握り
油粕:大さじ1杯
堆肥:4〜5握り
油粕:大さじ1杯
3.植えつけ
植えつけた後、株のまわりにかん水する
4.支柱立て・誘引
蔓は巻きひげを伸ばしてよくからみつくので、初期に1〜2回縛り、あとはおおまかに方向を決めて配置するだけでよい。
5.追肥
[第1回]親蔓が50cm以上に伸びたころ化成肥料を株のまわりに少量施す。
[第2回以降]収穫盛りに入ったころ、化成肥料を2〜3回通路側に施す。いずれも1株当たり大さじ1杯。
6.収穫と利用
緑色種は果実が緑になり、白色種は表面のこぶが十分膨らんできたら収穫する。
果梗は細いが硬いのではさみで切り取る。